2010年10月14日
iモード+SPモード
SH-03Bから、SC-02B=SAMSUNG GALAXY Sに乗り換える事にしたのですが、乗換えを決断できた最大の要因は、SPモードです。
スマートフォンと普通の携帯との違いは、iモードとSPモードの違いになるのですが、慣れていない人にはわかりにくいと思いますので、少し解説したいと思います。
【そもそもインターネットは】
そもそも、インターネットを閲覧する為には、
・表示する機器・・・パソコンや携帯電話やスマートフォンを
・表示したいホームページ・・・各種企業のHPやブログ、SNSに
つないでくれるISP(インターネット・サービス・ビスプロバイダ)が必要となります。
簡単に言うと、ISPは仲介業者のような感じです。
【家のパソコンでは】
パソコンのインターネットだと、パソコンの購入や家のネット接続時などに、ISPを申し込んだと思います。
パソコン━━回線(光やADSL)━━ISP(=回線接続時に申し込み)━━━各種ホームページ
ただし、使用する回線によっては、eo光のように、回線とISPがセットで申し込んでいる事もあります。
【携帯のISPは】
普通の携帯でネットを見るときも同じで、
・docomo===iモード
・AU===EZweb
・SOFTBANK===S!
だったりが、このISPとなっています。
携帯電話━━通信(3G)━━ISP(=iモード)━━━各種ホームページ
iモードや、EZwebという呼び方をするので、ホームページの呼び方や、ネットの画面の様な感じがしてあまり意識していないとおもいますが、本来これらの呼称は、ISPの事を指しています。
その為、携帯電話の請求書を見てもらうと分かると思いますが、docomoだとiモード接続料315円取られているでしょ。
これは、iモードというISPの利用料金なのです。
【スマートフォンでは】
で、肝心のスマートフォンも当然のようにISPが必要となります。
これまで、docomoのスマートフォンは、このISPにmoperaを使用するのが一般的でした。
それは、moperaを使用する事でパケット定額になっていたからです。
また、docomoなので、iモードというISPを利用すれば良いと思われますが、iモード自体がdocomo携帯専用のISPとなっていて、パソコンやスマートフォン、他社の携帯からは接続でいないのです。
それが、2010年9月1日より、SPモードというISPが利用できるようになりました。
その為、スマートフォンの契約時に、moperaか?SPモードか?を選べるようになりました。
【なぜSPモード?】
今までもmoperaでネット接続できていて、なおかつmoperaを使ってもSPモードを使っても、利用料が同じなら、あえてSPモードなんて要らないのですが、このSPモードの最大のメリットは、「@docomo.ne.jp」というメールアドレスが使えることです。
【ISPとメールアドレスの関係】
そもそも、YahooやGoogleなどのフリーメールを除いて、メールアドレスと言うのは、ISPが提供しているサービスなのです。
ISPを申し込むと、そのISPのメールアドレスが使えるということです。
ですから、iモードを申し込むと、iモードメールが使えるのです。
で、このメールに関して、パソコンの世界では、見る側=パソコンの設定さえすれば、どのISPのメールでも送受信できます。
スマートフォンも同じで、どのISPのメールでも送受信できます。
【@docomo.ne.jpはdocomo携帯専用】
しかし、iモードの最大の問題が、上にも書きましたがdocomo携帯専用のISPとなっているので、他の機器では接続できず、結果的に、iモードメールもdocomoの携帯電話からでないと、利用できないという事になってしまいます。
その為、9月まではスマートフォン利用者がiモードメールを見れないのは困ったものなので、iモード.netというサービスを利用して、YahooやGoogleのメールを見るのと同じ感覚で、web上でメールが見れるサービスを提供していました。
ただ、このiモード.netも、スマートフォンで接続するたびにログイン通知メールが届いたり、定期的に普通の携帯でメールを削除したりする必要があって、使いにくいものでしたが、9月まではそれしかなかったので、アプリを利用したりしてしのいでいました。
【SPモードで@docomo.ne.jp】
そこで、SPモードの登場です。
このSPモードというISPと契約すると、ISPなので、メールのサービスもやっていますから、SPモードメールが使えるのですが、そのアドレスが@docomo.ne.jpなのです。
【iモード解約⇒SPモード契約】
新規でSPモードを契約すると、新しい○○○@docomo.ne.jpがもらえるのですが、iモードの契約解除と同時にSPモードの契約を行うと、今使用しているiモードメールのアドレスをそのまま、SPモードのメールアドレスとして利用する事が出来るのです。
MNPでキャリアを変更しても電話番号が変わらないのと同じで、ISPを変更しても、SPモードならそのままメールアドレスが使えるのです。
【iモード残し、SPモード契約】
さらに、iモード契約を残したまま、SPモードの契約も出来ます。
この場合、iモードメールのアドレスはそのままで、SPモードのメールアドレスが新規に一つもらえます。
この契約の場合、スマートフォンで使用しているSIMを普通の携帯電話に差し替えると、そのままiモードが使用できるのです。
ネットバンキングや、iモードサイト専用のページに接続する必要がある人は、このiモード残しにする方が良いでしょう。
さらに、iモード残しの場合、スマートフォンでiモードメールが見れないように思われますが、スマートフォンの設定を行うことで、iモードメールの送受信も出来ます。
また、ISP料金に関しても、通常iモード残し315円、SPモード315円で、ISP料金が630円もかかってしまいますが、今はサービス期間中でセット割引が適用され、iモード残し+SPモードで315円ですみますから、あえてiモードを解約する必要はないと思います。
さらに、私みたいに、携帯電話をカーナビに接続して渋滞情報を取得している場合、スマートフォンでは、テザリングという機能が止められていますので、情報取得が出来ません。
しかし、SIMを普通の携帯電話に差し替えると、iモードがそのまま使えますから、カーナビの渋滞情報の取得も出来るわけです。
という事で、このSPモードの開始は、iモードやiモードメールもそのまま使いたいという私には、待ちに待ったサービスという事になります。
2010年10月14日
Pキャン:刈谷PA上り(伊勢湾岸自動車道)
名称:伊勢湾岸自動車道 刈谷パーキングエリア 上り
住所:愛知県愛知県刈谷市
TEL:0566-35-0211(株)オアシスタウン刈谷
URL:中日本エクシス株式会社 http://www.c-exis.co.jp/sapa/detail_2/kariya_u.html
付属施設:売店、パン屋、ハイウエイオアシス
利用年月:平成22年10月8日(金)~9日(土)
利用時間:23:30~8:30
睡眠環境:2点・・・最高


コメント:
2010年 秋の車中泊旅で利用しました。
上り下りのパーキングエリアが並んでいて、隣にハイウエイオアシスがあります。
駐車場もそこそこのサイズがあります。
ハイウエイオアシスが併設されているので、そちら側にも駐車場があります。
ただ、パーキングエリアですがハイウエイオアシス併設の影響もあって、サービスエリア並みです。
何がサービスエリア並みかと言うと、「騒がしさ」です。
多くの車が出入りし、多くの人が行き来しますので、やかましくて全く寝れません。
当日は雨が降っていたので、トイレに近いところ駐車した影響もあって、本当にうるさかったです。
・近くを歩く人の声
・隣に駐車した車のエンジン音、さらに電動ファンの音
など、寝入ってもすぐに起こされる状態でした。
ですから、寝るところと言う意味では、違うPAを選んだほうがいいですね。
どうしてもここで「車中泊」をするなら、離れたところに止めましょう。