2006年05月16日
サブバッテリーの充電
サブバッテリーは、前回も書いたように、使っていくと減りますので、充電しなければなりません。
簡単な方法は、家庭で充電できる充電器を一緒に購入して、使い終われば充電するという方法です。

AC デルコ 105Aバッテリー/バスチャージャーセット
多くの人は、この方法を選択されているでしょう。
特に、バスフィッシングのエレキの電源として使用されている人は、家庭で充電というパターンですね。
私の場合は、長期の車中泊なども考え、走行中に充電する方法を選択しました。
走行中の充電は、アイソレーター式と呼ばれる方法が一般的です。
これは、アイソレーターと呼ばれる充電切り替え器を使用して充電する方法です。
当然、車のエンジンがかかっているとサブバッテリーが充電出来きます。
お手軽にサブバッテリーシステムを組むにはこれしかないと思います。
【簡易型アイソレーター】どちらかと言うと、サブバッテリーにスターターバッテリー使用する場合

【本格的アイソレーター】ディープサイクルバッテリーを使用する場合は、こちらがおすすめ。
標準タイプ
大容量タイプ
アイソレーターはお手軽で良いのですが、一つだけ問題があります。
それは。。。
充電の電圧が低いと言う事です。
サブバッテリーは、ある程度まで充電できると、
最後の20%くらいは【高い電圧で充電】しなければ満タンになりません。
アイソレーターは、電気の逆流を防止するため、間にダイオードが入っていますが、
このダイオードの影響で、オルタネーターの発電電圧から、0.5v~1v程度電圧降下してしまいます。
その為、充電電圧が13.5v程度になり、満タンにする事が出来ません。
そこで。。。
アイソレーターと同じような方式で、電圧降下の少ない、「リレー式」の登場です。
この方法でも、オルタネーターの充電電圧のMax14.5v程度までしか上がりませんが、
アイソレーター方式よりはましです(ましだと思います)
簡単なイメージ図です。

コレは、ただ単に
・メインバッテリーとサブバッテリーを並列でつなぎ、
・サブバッテリーへの充電のON-OFFをリレーで切り替える
方法です。
(間にスイッチや電圧計を入れてあるだけです)
この方法の最大のポイントは、メインバッテリーとサブバッテリーをつなぐ線を、
「太さ2sq」で、「長さ10m」にする事です。(太くても、これより細くても、長さが短くても×)
というのも、2sq程度の太さの線で、且つ長さが長いと、電気が流れにくくなりますが、
実はその流れにくさ=電線抵抗を利用しています。
バッテリーは並列につながっているので、太くて短い線だと、オルタネーターからの電気を両方のバッテリーに
「均等に充電」するようになってしまいます。
それが、2sqの長い線だと、メインバッテリーからサブバッテリーを充電しているようなイメージになります。
これは、電気を使用するときも同じで、エンジンをかけるときのような大きな電気が流れるとき、
その2sqの長い線が抵抗となり、サブバッテリーからメインバッテリー、若しくはスターターに向かって
電気が流れる事を防止できます。
(最近の車は、スターターを回すときにはACCが切れますから、リレーを入れていれば問題ありません)
必要な部材は、電圧計を入れなければ2千円ちょっと位ですのでコストパフォーマンスも高いですね。
※※※※※※※※※※※※※※※
同じ電線抵抗を使用する方法でも、「ブレーカー」を使用している方も多いです。
リレーをいれずに、家庭で使用するブレーカーでON-OFFを切り替える方法ですが、
切り替えの手間を考えると、リレーの方が楽でしょう。
それに、ブレーカーの本来の役割である、漏電時のシャットダウン。
これも、線の間の20Aのフューズで十分役割は果たせますから。。。
簡単な方法は、家庭で充電できる充電器を一緒に購入して、使い終われば充電するという方法です。

AC デルコ 105Aバッテリー/バスチャージャーセット
多くの人は、この方法を選択されているでしょう。
特に、バスフィッシングのエレキの電源として使用されている人は、家庭で充電というパターンですね。
私の場合は、長期の車中泊なども考え、走行中に充電する方法を選択しました。
走行中の充電は、アイソレーター式と呼ばれる方法が一般的です。
これは、アイソレーターと呼ばれる充電切り替え器を使用して充電する方法です。
当然、車のエンジンがかかっているとサブバッテリーが充電出来きます。
お手軽にサブバッテリーシステムを組むにはこれしかないと思います。
【簡易型アイソレーター】どちらかと言うと、サブバッテリーにスターターバッテリー使用する場合

【本格的アイソレーター】ディープサイクルバッテリーを使用する場合は、こちらがおすすめ。


アイソレーターはお手軽で良いのですが、一つだけ問題があります。
それは。。。
充電の電圧が低いと言う事です。
サブバッテリーは、ある程度まで充電できると、
最後の20%くらいは【高い電圧で充電】しなければ満タンになりません。
アイソレーターは、電気の逆流を防止するため、間にダイオードが入っていますが、
このダイオードの影響で、オルタネーターの発電電圧から、0.5v~1v程度電圧降下してしまいます。
その為、充電電圧が13.5v程度になり、満タンにする事が出来ません。
そこで。。。
アイソレーターと同じような方式で、電圧降下の少ない、「リレー式」の登場です。
この方法でも、オルタネーターの充電電圧のMax14.5v程度までしか上がりませんが、
アイソレーター方式よりはましです(ましだと思います)
簡単なイメージ図です。
コレは、ただ単に
・メインバッテリーとサブバッテリーを並列でつなぎ、
・サブバッテリーへの充電のON-OFFをリレーで切り替える
方法です。
(間にスイッチや電圧計を入れてあるだけです)
この方法の最大のポイントは、メインバッテリーとサブバッテリーをつなぐ線を、
「太さ2sq」で、「長さ10m」にする事です。(太くても、これより細くても、長さが短くても×)
というのも、2sq程度の太さの線で、且つ長さが長いと、電気が流れにくくなりますが、
実はその流れにくさ=電線抵抗を利用しています。
バッテリーは並列につながっているので、太くて短い線だと、オルタネーターからの電気を両方のバッテリーに
「均等に充電」するようになってしまいます。
それが、2sqの長い線だと、メインバッテリーからサブバッテリーを充電しているようなイメージになります。
これは、電気を使用するときも同じで、エンジンをかけるときのような大きな電気が流れるとき、
その2sqの長い線が抵抗となり、サブバッテリーからメインバッテリー、若しくはスターターに向かって
電気が流れる事を防止できます。
(最近の車は、スターターを回すときにはACCが切れますから、リレーを入れていれば問題ありません)
必要な部材は、電圧計を入れなければ2千円ちょっと位ですのでコストパフォーマンスも高いですね。
※※※※※※※※※※※※※※※
同じ電線抵抗を使用する方法でも、「ブレーカー」を使用している方も多いです。
リレーをいれずに、家庭で使用するブレーカーでON-OFFを切り替える方法ですが、
切り替えの手間を考えると、リレーの方が楽でしょう。
それに、ブレーカーの本来の役割である、漏電時のシャットダウン。
これも、線の間の20Aのフューズで十分役割は果たせますから。。。
Posted by el2368 at 00:00│Comments(4)
│サブバッテリー関連
この記事へのコメント
サブバッテリーの充電方法、参考になりました。
考え方がスマートで良いと思います。
考え方がスマートで良いと思います。
Posted by ヒラマサ at 2007年06月21日 10:23
ありがとうございます。やっとこの記事をみつけました。リレー式は非常にいいのですが、ダッシュボードに穴を開けるなど配線がむづかしそうです。シガーライターソケットから充電する方法はどうでしょう。
鳥取 松本
鳥取 松本
Posted by 松本洋光 at 2008年06月14日 00:38
10mの導線で繋ぐ方法で,サブバッテリーシステムを組みましたが,10m先の電圧を測定すると,10.5Vしかありません。どのような原因が考えられるでしょうか。
Posted by 横張いの小じっくい at 2011年08月17日 19:42
リレー式充電方式、シンプルでコストパフォーマンスに優れていると思います。
是非導入してみます。
導入効果は、後日ご報告いたします。
いつかは、日本一週をします。
是非導入してみます。
導入効果は、後日ご報告いたします。
いつかは、日本一週をします。
Posted by ひろパパ at 2017年10月16日 23:09
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