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2010年07月10日

インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

先日注文したインフレータブルマットが到着しました。

注文する際に、いろいろ考察した内容はこちら⇒インフレータブルマット考察

インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

左:ハイランダー、右:イスカ
・ハイランダーはビニール袋の中に入っています。
・イスカは収納袋のままです。

◆収納袋の状態でサイズ比較
◇高さ
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

◇幅
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

収納袋は、
・イスカが結構キツキツ
・ハイランダーは余裕あり
という違いがありますが、こうやって見る限りほぼ同じです。

収納袋から出しました。
◆収納袋から出した状態でのサイズ比較
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダーインフレータブル比較 イスカvsハイランダー

袋から出しても、同じサイズです。

前回の考察で、カタログ値が、
 収納時サイズ
  ・Hilander:17×27cm・・・体積6,125cm3
  ・ISUKA__:15×34cm・・・体積6,005cm3
となっていると書きましたが、どう見ても同じサイズです。
なんとなく、イスカのカタログ値、高さ34cmが間違っているようです。

◆素材、生地の比較
◇表面
 ハイランダー
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

 イスカ
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・写真でも分かると思いますが、二つを比べると、イスカの方が高級感があります。
・しかし、硬さや肌触りは見た目ほど違いがありません。

◇裏面
 ハイランダー
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

 イスカ
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・どちらも滑り止め加工がされています。
・これも写真で分かるとおり、イスカの方が手が込んでいます。
・しかし、フローリングの上での滑り止めの効果に関しては、違いが分かりません。
 (マットだけで動かすと滑る。重さがかかる=人が乗ると滑らない)

広げてみます。
◆中のウレタンの違い
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー
実際中を見ることはできませんが、圧縮されていたのでウレタンに加工された【穴】の状態がわかります。

◇穴のあけ方
・ハイランダーは、碁盤の目の様に、縦横の穴が一列に並んでいます。
・イスカは、横方向は一列ですが、縦方向は一つ置きに穴半個分ずれています。

◇穴のサイズ
・イスカが大きいです。

◇穴加工の範囲
・イスカは、ウレタンの端から端まで穴加工して有ります。
・ハイランダーは、上下左右の端が数CM穴加工してありません。

・これらのことから、イスカの方がウレタンが少なく感じます。
・穴加工の違いが、重量100gの違いにも影響があるように感じます。

バルブを開いてみます。
◆自然膨張の違い
◇バルブ
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・バルブ自体は違いが分かりません。
・バルブと本体を止めているプラスティック部分は、若干イスカの方がしっかりしている気がします。
 でも、どちらもそのプラスティック部分を持ってまわさないとちぎれそうです。

◇膨張の違い
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・バルブを開けて10分位放置すると、この程度まで膨張します。

 インフレータブル比較 イスカvsハイランダーインフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・表面を見ると、イスカの方が比べると、空気を吸ったように感じます。

インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・サイドを見ると、ウレタンの角が出ている分、ハイランダーの方が空気を吸ったように感じます。

・どちらもこの状態で使用できる硬さになっていません。

口で空気を入れてみます。
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・大きく5回~10回で空気を入れると、しわがほぼ無くなるほど張ります。
・どちらも同じ様なバルブで、意外と口で入れにくいです。 
・緩めすぎると、バルブのところから入れた空気が漏れます。
・締めすぎると、空気が入りません
・入れ終わった後、空気を漏らさずにバルブを締めるのも難しいです。
・でも、エアーマットに比べたら、全く持って空気入れは楽です。

◆使用時のサイズ
  インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

上の写真と同じですが。。。
・上と右の辺をそろえて重ねています。(下:ハイランダー、下:イスカ)
・長さは、カタログ通りハイランダーが長いです。
・幅は、カタログではハイランダーが2cm長いのですが、全く同じです。

◆付属品
◇リペアキット
インフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・カタログでは、イスカにはリペアキット付属と明記されています。
・ハイランダーには明記されていませんが、ハイランダーにも付属していました。
・リペアキットの内容は、補修用の生地の量、ボンドの量ともにイスカの方が多いです。

◇コンプレッションベルト
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダーインフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・カタログ通り、ハイランダーにはベルトが2本付属していました。
・もともと、ベルトで止まった状態で売られています。
・これのおかげで、収納袋から出しても、広がる事がありません。

◇収納袋
 インフレータブル比較 イスカvsハイランダー
・リペアキット用だと思いますが、イスカは底にポケットが付いています。
・どちらも、マットに使用している生地を使って収納袋が作られています。
・イスカは、マットの表の生地と、裏面の生地を両方使用して作られています。
・ハイランダーは表面の生地だけで作られています。
・イスカは実際のマットと同じで、生地自体の裏面加工がされた状態です。
  (ビニールコーティング?)

 インフレータブル比較 イスカvsハイランダーインフレータブル比較 イスカvsハイランダー

・その為、ハイランダーに比べ、しっかりした収納袋になっています。
  

◆最後に、寝心地
実際の寝心地は、一晩寝てからレビューしますが、フローリングの上において、横になった感覚では。。。
(マットには口で空気を入れて張った状態です)

・まず、どちらも寝心地の違いが分かりませんん。
 厚みも、構造も、空気の張り具合も同じなので、多分同じです。

・どちらも、マットの上に座ると、体重がピンポイントでかかるので、【床】を感じます。
 しかし、マットの上に寝ると、体重が分散され、【床】を感じなくなります。

・どちらも、床は感じませんが、マットの張りで、マットが硬く感じます
・寝た状態で、バルブを緩めて少し空気を抜いても、さほど硬さは変わりません。
・余り空気を抜きすぎると、床を感じます。

・どちらの生地も、横になると背中が暑く感じます。
 (家の中は24時間空調なので、24度位になっています)


という事で、
・インフレータブルマット自体のレビューと
・イスカの2010 コンフィマットレス180と、ハイランダーのインフレータブルキャンピングマットの比較とを
まとめて書いてみました。

で、インフレータブルマット自体は、
・畳んだ状態がコンパクトで軽いのに、銀マットに比べ【マット感】がある
・しかし、マットとは言え、エアーマットに比べると堅く感じる

両者の比較で言うと
・価格1,720円の差は、【見た目の高級感】の差に現れる
・実際の使い心地に関しては、違いが分からない
と言うのが第一印象です。その為、

・コスト優先なら
ハイランダー インフレータブルキャンピングマット
Hilander(ハイランダー) インフレータブルキャンピングマット
インフレータブルキャンピングマット



実際の使い心地、実用性ではまったくイスカと変わらないので、これで十分です。
しかも、コンプレッションベルトまで付いていますので便利です。


・どうせなら良い物、見た目も大切というなら、
イスカ 2010 コンフィマットレス180
2010 コンフィマットレス180
2010 コンフィマットレス180

●サイズ:180×51×3.2(厚さ)cm


ちょっとしたことですが、高級感や良いもの感はイスカが上です。
多分、誰が見てもイスカが高く見えます。
しかし、高いといっても1,720円なので、その程度の差なら1,720円払っても、損したとは思わないでしょう。


最後に、

【 ハイランダー vs イスカ 】は、【 トヨタ vs レクサス 】の様に感じました。

・車としての実用性で言えば、トヨタで全く問題なし。
・でも、ちょっとした高級感や良い物感を味わいたいならレクサス

・ハイブリッド車の【SAI】を買うか【HS250】を買うか。。。

結論として、ハイランダーが、インドの【タタ・モーターズ】ならいくら安くてもお勧めできませんが、
トヨタとレクサスで比べると、トヨタレベルですので、自分の好みで選んで大丈夫だと思います。



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