2006年05月17日
DC/ACインバーター

サブバッテリー搭載の最大目的はスキー場の駐車場での車内泊で「電気毛布」を使う事です。
電気毛布は、家庭で使用するものですので、「100v」で駆動するようになっています。
車は12v(一部の車は24v)ですので、そのままバッテリーにつないで使うことが出来ません。
そこで登場するのが「DC/ACインバーター」です。
車の12vを100vに変換する機器です。
このインバーターには、変換方式によって2種類あります。
A)サイン波:正弦波とも言う
B)擬似サイン波:短形調整波、調整短形波などメーカーによって呼び方が異なる。
この二つの違いは。。。
1)価格
出力にもよりますが、擬似サイン波なら、カー用品店で150wで3000円位だと思います。
サイン波の機器は、それに「0」を一つ足したくらいの値段となってしまいます
2)質(波形の精度)
家庭のコンセントから取れる電気は、交流式で弧を描いた綺麗な波形になっています。
それと、全く同じ電気が取れるのがA)のサイン波方式です。
一方、擬似サイン波は、交流(+-を入れ替える)を擬似的に作る方式で、波形に角が出来ます。
※イメージ
価格を考えると擬似サイン波の機器になります。
多くの電化製品は、擬似サイン波で使うことができます。
しかし、電気毛布は綺麗な波形(サイン波)でないと、温度コントロールが出来ません。
本来の暖かさまで暖かくなりません。
(昔は、ある擬似サイン波のある機種で動くという事があったのですが、今は販売されていません))
私も、とりあえずセルスターのHG-350/12Vという製品で試しましたが暖かくなりませんでした。
そこで、サイン波のインバーターを購入しました。
大橋産業のDA300というインバーターです。
(HPには購入した商品がありませんが、ヤフオクなどにはあると思います)
定格が250wなんで、電気毛布なら楽々動かせます。
当然、きっちりと温度コントロールも出来ます。
しかし、一つだけ気になることがあります。
「冷却ファン」です。
同じラインナップでDA150(定格125w)というのもありますが、そちらにはファンが付いていないらしいです。
DA150と比べ出力が大きい分、冷却が必要なのでしょう。
このファンの音(少し前のデスクトップPCのファンの音に近い)が
狭い車内で、かつエンジンを切っていると静かなので、気になるかもしれません。
(我が家は誰も気にせずに寝ていますが。。。)
後は、電気ポットでも動かせる、1500w位のインバータが欲しいですね。
Posted by el2368 at 00:00│Comments(0)
│サブバッテリー関連
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