インフレータブルマットのハイランダーとイスカを、家の中で就寝テストをしてみました。
インフレータブルマットの考察に関しては、
インフレータブルマット考察
比較に関しては、
インフレータブル比較 イスカvsハイランダー
をご覧下さい。
■テスト環境は。。。
・床:フローリング
・エアコン:26度設定(24時間空調)
・室温:24度程度
・マットは、しわがなくなる程度に、口で空気を入れる
・マットの上に、薄めのベッドパットを折りたたんで敷く
・夜から朝まで寝る
敷いたベッドパットはこんなものです。
このマットを二つ折りにして敷きました。
■感想。。。
私自身は、フローリングの床の上でも寝れますので、「硬め」が好きなです。
それを考慮してみてください。
□ハイランダーとイスカの違いは、全く分かりません。
寝心地の違いは全くありません。
□寝ているときに「床の硬さ」は感じません
一点に力をかけると、中のウレタンがつぶれて床を感じます。
でも、マットに横になると体重が分散されるので、マットがつぶれている感じはしません。
□マット自体は、そこそこ硬いです。
体のラインに合わせてマットが沈むエアーマットの様な包まれ感はありません。
その為、エアーマットの様に寝返りをしても揺れるような事もありません。
寝心地は、よくある銀マットを3枚重ねた感じに近いと思います。
□長く寝ると、背中=肩甲骨のあたりがすこし痛くなります。
逆に、腰は痛く有りません。
⇒これは、人によって違うかもしれません。
□ベッドパットを敷いていても、体温が逃げにくいので背中がすこし暑いです
(夏場は暑いかも、冬場の保温としては良さそう)
■収納
□ハイランダーの方が空気が抜けやすい
まず、二つ折りにせずに丸めて、いったん空気を抜きます。
このとき、ハイランダーは丸めてから体重をかけると、ほとんど空気が抜けます。
最初なので、一度広げて再度丸めましたが、その必要はなさそうです。
その為、一度丸めると、次は二つ折りにして丸める事が出来ます。
一方イスカは、一度丸めてから体重をかけても、空気が抜けません。
その為、丸めながら体重をかけながら空気を抜いていく必要があります。
ですから、折りたたまない状態で2度丸め、折りたたんでから2度丸める必要があります。
□手順としては
ハイランダー
丸める⇒広げる⇒二つ折りにする⇒丸める⇒ベルトで縛る⇒収納
イスカ
丸める⇒広げる⇒丸める⇒広げる⇒二つ折りにする⇒丸める⇒広げる⇒丸める⇒収納
□収納袋とコンプレッションベルト
ハイランダーはコンプレッションベルトが付属しているので、丸めた後、若干径を細く出来ます。
収納袋はちょっと大きめで、小さくまとめるとゴソゴソです。
但し、ベルトのおかげで広がったりする事はありません。
逆に、ベルトの長さも余裕があるので、適当に丸めても袋に入ります。
一方、イスカはベルトが無いので、収納袋で広がりを抑える事になります。
その為、かなりしっかり空気を抜いて丸めないと、袋に入りません。
収納袋がしっかりしているのも、袋で広がりを抑えているからだと思います。
□収納サイズ
ハイランダー直径17mm、イスカ直径15mmとなっていますが、これはほぼ同じです。
逆に、ハイランダーの方がコンプレッションベルトで縛ると小さく感じます。
ですから、イスカのキツキツの収納袋に、しっかり丸めたハイランダーが入ります。
■まとめ
□寝心地は、どちらもおなじ
□丸めやすさはハイランダー
□収納時のサイズは同じ
なので、結論としては、前回の比較とおなじ、
実用性、コスト優先なら
ハイランダー インフレータブルキャンピングマット
インフレータブルキャンピングマット
素材の良いもの感なら
イスカ 2010 コンフィマットレス180
2010 コンフィマットレス180
で良いと思います。
最後に、寝心地に関して。。。
今回は、フローリングの平らな床の上でテストしました。
キャンプサイトなど、地面に凹凸がある場合には違った結果になるかもしれません。
これは、実際のキャンプで使用したときにレビューしたいと思います。