インフレータブル 就寝テスト

el2368

2010年07月12日 19:00

インフレータブルマットのハイランダーとイスカを、家の中で就寝テストをしてみました。

インフレータブルマットの考察に関しては、インフレータブルマット考察
比較に関しては、インフレータブル比較 イスカvsハイランダー
をご覧下さい。

■テスト環境は。。。
 ・床:フローリング
 ・エアコン:26度設定(24時間空調)
 ・室温:24度程度
 ・マットは、しわがなくなる程度に、口で空気を入れる
 ・マットの上に、薄めのベッドパットを折りたたんで敷く
 ・夜から朝まで寝る

 敷いたベッドパットはこんなものです。
 

 このマットを二つ折りにして敷きました。
 

■感想。。。
私自身は、フローリングの床の上でも寝れますので、「硬め」が好きなです。
それを考慮してみてください。

□ハイランダーとイスカの違いは、全く分かりません。
 寝心地の違いは全くありません。

□寝ているときに「床の硬さ」は感じません
 一点に力をかけると、中のウレタンがつぶれて床を感じます。
 でも、マットに横になると体重が分散されるので、マットがつぶれている感じはしません。

□マット自体は、そこそこ硬いです。
 体のラインに合わせてマットが沈むエアーマットの様な包まれ感はありません。 
 その為、エアーマットの様に寝返りをしても揺れるような事もありません。
 寝心地は、よくある銀マットを3枚重ねた感じに近いと思います。

□長く寝ると、背中=肩甲骨のあたりがすこし痛くなります。
 逆に、腰は痛く有りません。
 ⇒これは、人によって違うかもしれません。

□ベッドパットを敷いていても、体温が逃げにくいので背中がすこし暑いです
 (夏場は暑いかも、冬場の保温としては良さそう)

■収納
□ハイランダーの方が空気が抜けやすい
 まず、二つ折りにせずに丸めて、いったん空気を抜きます。
 このとき、ハイランダーは丸めてから体重をかけると、ほとんど空気が抜けます。
 最初なので、一度広げて再度丸めましたが、その必要はなさそうです。
 その為、一度丸めると、次は二つ折りにして丸める事が出来ます。

 一方イスカは、一度丸めてから体重をかけても、空気が抜けません。
 その為、丸めながら体重をかけながら空気を抜いていく必要があります。
 ですから、折りたたまない状態で2度丸め、折りたたんでから2度丸める必要があります。

□手順としては
 ハイランダー
 丸める⇒広げる⇒二つ折りにする⇒丸める⇒ベルトで縛る⇒収納

 イスカ
 丸める⇒広げる⇒丸める⇒広げる⇒二つ折りにする⇒丸める⇒広げる⇒丸める⇒収納

□収納袋とコンプレッションベルト
 ハイランダーはコンプレッションベルトが付属しているので、丸めた後、若干径を細く出来ます。
 収納袋はちょっと大きめで、小さくまとめるとゴソゴソです。
 但し、ベルトのおかげで広がったりする事はありません。
 逆に、ベルトの長さも余裕があるので、適当に丸めても袋に入ります。

 一方、イスカはベルトが無いので、収納袋で広がりを抑える事になります。
 その為、かなりしっかり空気を抜いて丸めないと、袋に入りません。
 収納袋がしっかりしているのも、袋で広がりを抑えているからだと思います。

□収納サイズ
 ハイランダー直径17mm、イスカ直径15mmとなっていますが、これはほぼ同じです。
 逆に、ハイランダーの方がコンプレッションベルトで縛ると小さく感じます。
 ですから、イスカのキツキツの収納袋に、しっかり丸めたハイランダーが入ります。

■まとめ
□寝心地は、どちらもおなじ
□丸めやすさはハイランダー
□収納時のサイズは同じ

なので、結論としては、前回の比較とおなじ、

実用性、コスト優先なら
ハイランダー インフレータブルキャンピングマット

インフレータブルキャンピングマット







素材の良いもの感なら
イスカ 2010 コンフィマットレス180

2010 コンフィマットレス180


で良いと思います。





最後に、寝心地に関して。。。
今回は、フローリングの平らな床の上でテストしました。
キャンプサイトなど、地面に凹凸がある場合には違った結果になるかもしれません。
これは、実際のキャンプで使用したときにレビューしたいと思います。


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